【更なる改悪】ANA VISAワイドゴールドカードの還元率低下1.35→1.30%へ
ANAカードの中で特に人気のあるのが、三井住友カードが発行するANA VISA/MASTERワイドゴールドカードですが、2021年1月で年間決済額に応じたボーナスポイントが終了し、更に4月からは他社ポイントへの移行レートが変更になると発表されています。
年間決済額のボーナスが無くなってもリボ払いのボーナスがあれば還元率1.35%とそれなりのスペックを持っていたカードですが、そのリボ払いでつくボーナスポイントの移行レートが下がってしまうとなると、かなり魅力が落ちてしまいますね。とにかくボーナスポイントが残っている方は21年3月31日までに早めに交換しておいたほうが良さそうです。
【マイル還元率】
リボ払い、JQみずほルート利用した場合
2021年3月31日まで:1.35%
2021年4月以降 :1.28%
リボ払い、ANAマイルへ直接交換した場合
期間無し :1.30% ※ ANAマイレージ会員の場合
2021年4月からは他社ポイント移行レートが低下
リボ払いでつくボーナスポイントはANAマイルに直接交換するよりも、JQみずほルートと呼ばれる下記手順で交換したほうが高レートでマイルへ移行できていたのですが、
【JQみずほルート】
Vポイント → G-POINT → JRキューポ → 永久不滅ポイント → ANAマイル
今回、VポイントからG-POINTへの交換レートが100%から80%に下がってしまいました。これによってボーナスポイントの還元率が0.35%から0.28%に下がってしまうので、基本還元率1%と足し合わせると最終的な還元率は1.28%となります。
この結果、21年4月以降はボーナスポイントは直接ANAマイルに交換したほうが手間もかからず、0.3%の高いレートで移行できることになります(基本還元率と合わせると1.3%)。
ボーナスポイントの交換に関して、三井住友カードのホームページにはANAマイルへの移行レートも変更になると書かれていますが、よく読んでみると対象はあくまでANAカード会員以外のようで、ANAカード会員についてはマイレージの移行レートに変更はないとのことです。
私が陸マイラーをはじめた時はこのANA VISAワイドゴールドが最重要カードでしたので、最近魅力が薄れてきてちょっと残念ではありますが、変化にはどんどん対応していかないとですね。